創価大学工学部 勅使河原研究室
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 : 田中豊
■ 埋め込み型ファイルトレース方式の耐タンパ性とトレース精度に関する研究

近年、ネットワークが普及しコンテンツ作成者がコンテンツを流通させる場面が多くなった。メール等のサービスやUSBなどの外部記憶機器の技術の発展・普及により流通形態も多様化し便利になっている。

しかし、情報漏えい問題や、著作権問題などが多発しており、コンテンツ管理やコンテンツ流通頻度・利用状況の把握によるマーケティングへの応用としてファイルトレースが必要とされている。

本研究室では、これまで埋め込み型ファイルトレース方式について研究を行っており、この方式ではコンテンツに直接追跡情報を埋め込み、サーバに通知できないマシンの流通も通知できるマシンが補完しトレースすることができる。

この方式の特徴として追跡情報をコンテンツに埋め込むが、それにより意図した者によって情報が容易に改ざん・破壊される可能性がある。そのため正確なトレースを実現するために、改ざん・破壊されないような耐タンパ性の確保が重要となる。

そこで、電子透かしやステガノグラフィ等の技術を応用し、この問題を解決する耐タンパ方式を調査・提案する。また、方式によっては耐タンパの強度と埋め込み情報量の関係により、オフライン流通の追跡精度に影響が出ると考えられる。この強度とトレース精度の関係を明確に提示し、今後この方式に役立てます。

発表論文
1) 田中豊,加藤弘一,勅使河原可海:
改ざん検出機能を有する埋込型ファイルトレース方式の検討,
電子情報通信学会2009年総合大会通信講演論文集2,p.182,2009.3 

2) 田中豊,加藤弘一,勅使河原可海:
埋込型ファイルトレース方式の実装と評価,
マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2009)シンポジウム論文集,pp.1516-1526,2009.7 

【最終更新日 : 2011/10/03】

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